AIを使ってプログラムを書くことが当たり前になってきました。
私自身も、ちょっとしたSQLを書かせたり、Delphiのコードを作らせたり、WordPressの記事構成を考えさせたりと、毎日のようにAIを使っています。
現在よく使われている生成AIは、
- ChatGPT
- Claude
- Gemini
の3つです。
「結局どれが一番いいの?」
という質問をよく見かけますが、実際に使ってみると、それぞれ得意・不得意がかなり違います。
今回はプログラマー目線で比較してみました。
比較結果を先に書くと
結論から言うと、このような印象です。
| 項目 | ChatGPT | Claude | Gemini |
|---|---|---|---|
| コード生成 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| エラー解析 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
| 長文の理解 | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| アイデア出し | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
| 日本語 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| Googleサービスとの相性 | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
どれが一番というより、「用途によって使い分ける」のが一番効率的です。
ChatGPTの特徴
私が最も使う機会が多いのがChatGPTです。
プログラムを書く場合は、
- SQL
- Delphi
- C#
- Python
- JavaScript
など、かなり幅広い言語に対応しています。
エラー内容を貼り付けると、
「なぜエラーになったのか」
まで説明してくれることが多く、初心者にも分かりやすい印象です。
また、
「もっと高速化して」
「コメントを付けて」
「関数化して」
などの追加指示にも柔軟に対応できます。
コードレビューにも向いています。
良かった点
- コード品質が安定している
- 会話を続けながら修正できる
- 日本語が自然
- 解説が丁寧
気になった点
長いコードになると、まれに存在しない関数やライブラリを使うことがあります。
そのため、生成されたコードは一度コンパイル・実行して確認するのがおすすめです。
Claudeの特徴
Claudeを使って最初に感じたのは、
「説明がかなり丁寧」
ということでした。
コードだけでなく、
- 設計
- リファクタリング
- 命名
- 保守性
なども含めて考えてくれます。
数百行のコードを貼り付けても理解してくれる場面が多く、
「この処理をもっとシンプルにしたい」
という相談もしやすいです。
良かった点
- 長文が得意
- 設計の相談がしやすい
- 説明が読みやすい
気になった点
少し慎重すぎる回答になることがあります。
シンプルな質問でも説明が長くなりやすい印象でした。
Geminiの特徴
GeminiはGoogle製ということもあり、
- Gmail
- Google Drive
- Googleドキュメント
との連携が魅力です。
検索結果を踏まえた回答も比較的得意です。
プログラム生成も十分できますが、
個人的にはコードよりも、
- 調査
- 情報収集
- アイデア出し
で使うことが多いです。
良かった点
- Googleサービスとの連携
- 調べ物が速い
- 情報収集向き
気になった点
コード生成では、ChatGPTやClaudeより修正が必要になるケースがありました。
実際に同じ質問をしてみた
試しに、
DelphiでCSVを読み込んでListViewへ表示するコードを書いて
という内容を3つのAIへ質問してみました。
結果は次のようになりました。
ChatGPT
すぐに動作するコードを提示。
例外処理まで含まれていました。
Claude
コードだけでなく、
「CSVの仕様によってはこの処理の方が良い」
という改善案まで提案してくれました。
Gemini
コードは問題ありませんでしたが、
細かな例外処理は少なめでした。
初心者向けという印象です。
結局どれを使えばいい?
私なら次のように使い分けています。
- プログラムを書く → ChatGPT
- 設計やレビュー → Claude
- 調査や情報収集 → Gemini
どれか一つだけを使うより、
用途によって切り替えた方が作業効率はかなり上がります。
最近では、ChatGPTでコードを書き、Claudeでレビューし、Geminiで最新情報を調べるという流れも珍しくありません。
まとめ
生成AIはどれも非常に優秀ですが、得意分野は少しずつ違います。
プログラムを書く機会が多いのであれば、まずはChatGPTを使ってみるのがおすすめです。
一方で、設計の相談や長文の解析ではClaudeが強く、Googleサービスを普段から利用している人ならGeminiも便利です。
最終的には「どれが一番」ではなく、「どの場面で使うか」が重要だと感じています。
AIはあくまで開発を手助けするツールです。
生成されたコードをそのまま使うのではなく、自分で内容を理解しながら活用することが、結果的に品質の高いシステム開発につながるでしょう。



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